教室について

いろは教室の授業

 こんにちは。教室長の加藤です。
 いろは教室では、特に定まったカリキュラムというのはございません。
生徒の現状やリクエストに応じて授業内容を決めています。

 例えば、算数が苦手であれば簡単なところからやり直したり、国語が苦手で作文が上手く書けなければ、その練習をしたり。その際、使用するテキストも生徒に合わせて決定します。場合によってはマンガを使うなど、柔軟な発想で授業の内容を考えます。
 中学生であれば、日々の宿題やレポートのお手伝いをすることの方が多いです。社会・理科の調べ学習やまとめレポート、数学や英語のノートまとめ、国語の作文課題などなど…。
 当教室では習字も教えているので、習字課題にも対応します。生徒会に立候補する生徒が、選挙活動に使うタスキの筆書きのお手本を書いたりもしました。

特定のテキストやカリキュラムを使わないのは以下の理由からです。
・生徒の必要や要望に応えるため
⇒塾側が用意したテキストを使うということは、本来、自分の目的に応じてテキストを選ぶべきところを、塾の都合に合わせて使うテキストを使うことになってしまいかねません。いろは教室では、はじめに解決すべき課題や目標を明確にしてからテキストを選ぶため、テキストは最初から決まっていません。
 カリキュラムについても同様で、塾の進度と学校の進度が食い違っていたら効率的ではありません。また、もしも数日中に学校のレポート提出の必要があるならば、塾のカリキュラムを進めるよりもそちらの内容を充実させる方が、課題の出来による加点も期待できますし、必要がある分、本人のやる気があるので理解と定着が期待できます。そうしたレポートのタイミングも生徒一人ひとりによって異なることが多いので、塾のカリキュラムに生徒に合わせてもらうのではなくて、こちらが柔軟に対応しています。

・学校の授業内容にピッタリ合わせるため。
⇒塾に通われる生徒さんの目的は学校の成績を上げる(入試に受かる)ことがほとんどかと思います。学校のテストは学校で使われている教科書や問題集から出るのが普通です。それなのに、わざわざ別テキストを使って勉強をしてもムダが生じる可能性が高いです。また、学校の授業の説明とテキストの説明の仕方が異なっていると混乱しかねません。
 学校の問題集をこなした上で、さらに問題演習をしたい場合や、英検などの外部試験を受ける場合などはテキストの購入は必要になります。しかし、まずは学校の成績を上げることが目的、ということならば、その授業やテキストを使うのが合理的でしょう。

 その塾オリジナルのカリキュラムやテキストがないと、メニューがないレストランのようで何が出てくるかわからず不安になられるかもしれません。しかし、学習というのは一人ひとりの現状、またそこに至った背景や本人の性格など、様々な要因が絡み合うもので、極めて個別的なものです。その個々に合わせた最適な、いわばオーダーメイド的な授業を、いろは教室では提供させていただいています。